ご注文の際の注意点【テラス屋根編】
2025.04.30
テラス屋根の受付時に必ずご確認ください。



ポイント
□テラス屋根が入るスペースがありますか?
・テラス屋根プラス施工スペースが必要です。
・納まらない場合、テラス屋根の幅や奥行の現地加工も可能です。
※屋根取付部のすぐ上部にバルコニーなどがあり施工スペースが狭いと、ポリカ屋根材を取付けできません。
ご注意ください。
□換気フードや霧除けが干渉しませんか?(干渉する場合は設置不可)
□雨どいパイプや冷媒管(エアコン配管)に干渉しませんか?(別途加工が必要)
□地面のマスや埋設管が干渉しませんか?
□シャッターボックスに干渉しませんか?
□ドアやすべり出し窓が干渉しませんか?
□樹木などが干渉しませんか?
□ウッドデッキが干渉しませんか?
※ウッドデッキの上に柱を設置することはできません。ウッドデッキを加工し、貫通させて
柱を地面に埋め込む必要があります。
◀デッキとの干渉を避ける場合は、テラス屋根の
奥行又は間口を1サイズ大きくしてください。
□必要(別途料金)
□不要
□一般的にビス固定できないケースは、
・ビス打ち部分のハウスメーカー様の外壁保証が無くなっては困るお施主様の場合。
・レンガやタイルの外壁
・ALC(発泡コンクリート)の外壁
・RC(鉄筋コンクリート)の外壁
などがあります。
ビス固定できない(又はしたくない)場合は、独立テラス をご用命ください。
工事車両(主に2tトラック)の駐車スペースはありますか?
□あり
□なし
※2tトラックのおおよその寸法・・・全幅1695×全長4685×全高1990mm (標準キャブ、標準長さの場合)
□可
□不可(別途料金がかかる場合があります)
□設置場所のバルコニー階下から荷上げができますか?
・階下に障害物が有りハシゴを設置できないなどあると搬入ができません。
室内搬入は原則お断りしておりますのでご注意ください。
□柱はバルコニーの腰壁に固定する必要があります。
(アルミバルコニーの格子やポリカパネルの腰壁に固定することはできません。)
□建築基準法や条例に遵守していますか?
・・・□テラス屋根の関連法規は建築基準法、消防法、民法、都市計画法、景観法、地域協定などがあります。
(法令関連リンク参照)
□現地調査時は法令まで判断することが難しく、ご注文前にお施主様にて確認していただく必要があります。
※防火・準防火地域ではテラス屋根の設置ができない場合があり、設置ができたとしても
建築確認申請が必須になります。充分ご注意ください。
※外構エクステリアの工期が短い工事は、現場管理費用を見積りしている場合を除き着工前の
近隣への挨拶回りを通常行っておりません。必要な場合は事前にお施主様にてお願いいたします。
【建ぺい率の緩和】
国交大臣が”高い開放性を有する”と認め指定する構造の建築物は、
その端から水平距離1m以内の部分の水平投影面積は、当該建築物の
建築面積に参入しない。
●外壁のない部分が連続して4m以上あること。
●柱と柱の間の間隔が2m以上あること。
●天井の高さが2.1m以上であること。
●地階を除く階数が1であること。
※サイドパネルを付けたり、天井高さが2.1m未満だと緩和条件を満たしません。
【固定資産税について】
建築基準法を管轄する役所の建築課等とは別に、税務課が管轄しています。
税金がかかるかは税務課の判断になります。
役所の税務課までお問合せください。
【雪下ろしをしてください】
テラス屋根に積雪した場合は早めに雪下ろしをしてください。
テラス屋根の耐積雪強度に積雪が達していなくても
雪の比重によっては倒壊の恐れがあります。
※積雪の他、台風や強風、竜巻、雹、地震、火災、凍上、その他自然現象や天災による
故障や傾き等は保証対象外です。ご注意ください。
関連法規
●更地に設置する場合・・・
新築になるため建築確認申請が必要です。
●農地(畑など)・・・
現在、農地に建物を建てる場合は農地法の4条及び5条で規制されています。
農地転用許可などが必要です。また建築確認申請が必要です。
●防火地域及び準防火地域への増築、また建ぺい率を超えた増築はできません。
またこれに該当しない場合でも10平米を超える増築は建築確認申請が必要です。
(建築基準法第6条2項)
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